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放物線

 

作詞 アカルイミライ

作曲 アカルイミライ

編曲 アカルイミライ


一番星が光る空に
紙飛行機を飛ばす
一度きりの追い風を受け
見えなくなって消えた


嘘をつくことも出来なくて
言葉は宙に舞った
約束を書いた手紙さえ
渡せないまま空へ


言えないままだった
口に出せなかった
「また明日」を繰り返し続けて
いつから僕らは
昨日より遠い所まで来たんだろう


星屑が瞬く空から
雷鳴が聞こえてる
放物線を描き翔んだ
一筋の流れ星


言えなかったんだ
それで良かったと
そう心で繰り返し続けた
届かないままで
消えない想いは
胸の奥で傷になる


いつか大人になって
あの頃は、なんて思えるのかな
今は君の呼吸も頰の熱さも
遠く遠くで揺れている


言えないままだった
口に出せなかった
「また明日」が来ると信じていた
目を閉じる度に
少しずつ君の形を忘れていった


言えないままだった
言葉はいつしか
鎖になり僕を繋ぎ止めて
消えない傷跡
空に舞う想い
紙飛行機が飛んでいく

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